失敗から学ぶ 1

さて、写真をご覧下さい。
Dyckia ‘Sun Bear’ の亡骸です。
ディッキアの発根に失敗した例。
芯が腐り、成長点がスポッと抜けてしまう現象はトラウマもの。
例え発根した株であっても、油断は出来ないと勉強させられました。
今回はいまいちうまく育てられていない植物について書いていきます。
夏場はすくすくと育っていた植物も、この時期になると温室栽培とは言え様々な問題がでてきました。
自分への戒めを含め、失敗から学ぶことは多いと思いこうして取り上げます。
もし、情報を共有出来る方がいればそんなに有益なことはほかにありません。
1. Ursulaea tuitensis
2. Orthophytum vagans
3. Aloe ‘Pseudo Quick Silver’

Ursulaea tuitensis
ウルスラエア・ツイテンシス
メキシコ・ハリスコ州の標高1050-1500m、ブナや松の森林に自生するウルスラエア属の1種。
この属は当主と、Ursulaea macvaughii (ウルスラエア・マクヴァウギー) の2種のみ。※1
夏に成長が鈍り、秋からの成長が早かったことから寒さには強いと思って
屋外放置管理していたのが誤りでした。
もう1株ほぼ同サイズの Ursulaea tuitensis があるのですが、
そちらは同様の環境で傷むことなく赤く色付いてきています。
両者の違いは導入時期でした。
写真の葉がヤラれた株は去年の夏(2014年7月)に導入した株で、まだ根がしっかりと張っていなかったのも要因のひとつだと考えられます。
一方、無傷であった株は一昨年の夏(2013年6月頃)に導入した株で、根もしっかりと張り、2013年〜2014年にかけての冬を屋内無加温で越冬しています。
幸い、写真の株も成長点までは死んでいないようなので今は温室に取り込み、養生に努めています。
 
Orthophytum vagans
 オルソフィツム・ヴァガンス
ブラジルのエスピリトサント州原産のオルソフィツム。
土壌水分の豊富な地域に自生水分さえ十分にあれば岩の上や砂の上にも自生するようです。 
栽培下に於いて培地の水を切らさないよう注意が必要なようです ※1 ※2
ぼくはこういった幹立ちする種の育て方がいまいち掴めずに居ます・・・。
以前も(別属ですが) Cryptanthus microglaziovii (クリプタンサス・ミクログラジオヴィー)を枯らし、結局何がいけなかったのかよくわからないままとなっています。
 下葉から枯れていくところを見ると、単純に水分(湿度含め)不足でなのしょうか?
Aloe ‘Pseudo Quick Silver’
アロエ・プセウドクイックシルバー
Aloe ‘Pseudo Quick Silver’ で入手したアロエ交配種。
これも屋外放置で寒さでヤられました。
最低気温0℃付近まで下がると、モノによっては冷害が出るようです。
この他、Aloe rauhii 系の交配種、アロエ・清水ドリアンホワイトも同時期にヤられました。
もっとも、屋外でビニールなどで保護していれば違った結果になっていたかもしれません。
「アロエだからこれくらい大丈夫だろう」と思っていた自分が恥ずかしい・・・。
子株はまだ無事だったので、今は温室にて養生中です。
– – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
※1 : Oliva-Esteve, F. (2000). Bromeliads. Armitano Editors, C.A.
※2 : Baensch, U. & U. (1994) Blooming Bromeliads. Tropic Beauty Publishers.

あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です